弊社はこのたび「背山臨水・石畳」を発行いたしました。背山臨水とは、山を背後にして水を前方に見るような場所、あるいはそこに住むことを意味し、中国の風水思想からきているといわれます。石畳地区の人々は、牛の峯という山を背にすることで安心感を、その山で育まれた水の恵みを得ながら集落を築き、幾年に渡り守ってきました。今に生きる私たちもそんな理想郷を次の世代に繋げていきたい。そして、この石畳のことをもっと多くの方に知っていただきたい。そのような思いでパンフレットを作成いたしました。
石畳地区の「村並み保存運動」が始まって三十五年。過疎化は益々深刻化し、現在人口は約二百七十人にまで減少しました。それでも私たちはこの美しい石畳の景観や伝統文化を継承することこそ、守り継がれてきた地域を未来に繋げていけるものと信じています。
パンフレットは、サブタイトルに「270人の夢を栗にのせて」とし、村並み保存運動や「完熟石畳栗」にかける思い、里山ツーリスムの概要を掲載しております。
今後、弊社の商品をご購入いただいた方等を中心に配布していきたいと考えておりますので、ご一読いただければ幸いです。
作成においては、プロカメラマン河野達郎様、佐川印刷㈱様には大変お世話になりました。心よりお礼申し上げます。
アクセスAccess
JR・タクシーでお越しの方
- 松山駅~内子駅 特急で25分
- 内子駅~石畳の宿 約25分 料金約3,000円(片道)
自動車でお越しの方
- 松山IC~内子・五十崎IC 約30分
- 内子・五十崎ICから石畳の宿へ 約25分
- 弓削神社へ 約30分
- 石畳清流園(水車)へ 約25分